みなさん、こんにちは。
今回は、出生届をどこで提出するのがベストなのか解説したいと思います。
パパママの住所地がベスト!以上!!
結論早すぎ!理由を教えてよ!
出生届を提出できる役場
出生届を提出できる場所は下の4つです。
※本来であれば住所地と一時滞在地をまとめて「所在地」と表現します。今回はわかりやすくするために区別します。
- 赤ちゃんが生まれたところ
- パパママの本籍地
- パパママの住所地
- 一時滞在地
それでは順番に見ていきましょう。
赤ちゃんが生まれたところ
赤ちゃんが生まれた場所を管轄する役場で提出することができます。
例えば、里帰り出産をした場合、このケースになることが多いと思います。
メリット・デメリットは次のことが考えられます。
メリット
①出産場所に近いため、退院したついでに出生届を提出できる。
デメリット
①住民票や戸籍謄本等ができるのが遅くなる。
出産場所の役場は出生届を受理した後、住所地と本籍地に出生届を郵送します。
この郵送にかかる時間があるため、住所地での住民票・本籍地での戸籍謄本等ができるのが遅くなります。
②児童手当等の手続きが続けてできない。
児童手当等の手続きは住所地で行います。
出産場所の役場では手続きができないため、スムーズに行えません。
③役場での待ち時間が長くなる。
出産場所の役場は、出生届に書かれている住所や本籍などの情報が正しいのかわかりまんせ。
そのため、住所地や本籍地の役場に電話で問い合わせをします。
この電話のやり取りに時間がかかるため、窓口での待ち時間が長くなってしまいます。
パパママの本籍地
届出人の本籍地、つまりパパママの本籍地に提出することもできます。
下の図の通り、戸籍謄本(全部事項証明書)の一番上の部分に記載があります。
これが本籍であり、この本籍のある役場が本籍地です。
本籍がわからない場合は、本籍が記載された住民票を取得することで確認できます。
住所地の役場に住民票を請求しましょう。
メリット・デメリットは次のことが考えられます。
メリット
①戸籍謄本等ができるのが早い。
本籍地に郵送する必要がないため、早く戸籍謄本等ができます。
戸籍謄本が早く欲しい人は、本籍地に提出しよう!
デメリット
①住民票ができるのが遅くなる。
住所地に出生届を郵送するため、その分時間がかかります。
②児童手当等の手続きが続けてできない。
児童手当等の手続きは住所地で行います。
出産場所の役場では手続きができないため、スムーズに行えません。
パパママの住所地
パパママの現在の住所地に提出することもできます。
正直、住所地に提出すべきだと思ってます!
メリット・デメリットは次のことが考えられます。
メリット
①住民票ができるのが早い。
出生届を受理した流れで住民票が作成されるため、その日のうちに住民票がもらえます。
社会保険証など、赤ちゃんの住民票が早く必要になることがあるため、住民票が早くもらえるのはすごくプラスなポイントです。
②児童手当等の手続きが続けてできる。
児童手当等の手続きは住所地で行います。
そのため、出生届を提出した流れで手続きができるため、すごく効率がいいです。
③マイナンバーが早く申請できる。
住所地は出生届が提出されると、マイナンバーが記載された通知書を送ります。
出生届を住所地で提出すれば、赤ちゃんが生まれたことをすぐに知ることができますので、通知が早くもらえます。
④住所地でしかもらえないものがある?
住所地に提出することで、その役場でしかもらえないものがもらえます。
例えば、以下のものがあります。
- 赤ちゃんの家庭訪問の案内文
- お祝いの品
- 地域で使える商品券
デメリット
①戸籍謄本等ができるのが遅くなる。
本籍地に出生届を郵送するため、その分時間がかかります。
一時滞在地
一時滞在地とは仕事先や旅行先などの一時的に滞在する場所のことをいいます。
つまり、どこの役場でもいいですよってことですね。
メリット・デメリットは次のことが考えられます。
メリット
①自分の好きな役場に提出できる。
デメリット
①住民票や戸籍謄本等ができるのが遅くなる。
出産場所の役場は出生届を受理した後、住所地と本籍地に出生届を郵送します。
この郵送にかかる時間があるため、住所地での住民票・本籍地での戸籍謄本等ができるのが遅くなります。
②児童手当等の手続きが続けてできない。
児童手当等の手続きは住所地で行います。
出産場所の役場では手続きができないため、スムーズに行えません。
③役場での待ち時間が長くなる。
出産場所の役場は、出生届に書かれている住所や本籍などの情報が正しいのかわかりまんせ。
そのため、住所地や本籍地の役場に電話で問い合わせをします。
この電話のやり取りに時間がかかるため、窓口での待ち時間が長くなってしまいます。
一時滞在地はいいとこ無だね。お互い損しかないから、できればやめておこう。