みなさん、こんにちは。
今回は、子供が生まれたときに病院からもうら「出生証明書」について解説したいと思います。
あまり意識しないところだとは思いますが、不備があってはいけません。
出生届を提出する前に、一度、目を通しておきましょう。
それでは早速みていきましょう。
上から順番に見ていきましょう。
子の氏名
子の氏名について、以下の3パターンあると思われます。
- 正しく書かれている。
- 何も書かれていない。
- 氏名が書かれているが、その後名前を変えた場合。
①正しく書かれている場合
何も問題ありません。
②何も書かれていない場合
子の氏名が空欄でも全く問題ありません。
なぜなら、子が生まれたあとに名前を決めた場合は空欄で発行されるためです。
むしろ、空欄の方が圧倒的に多いです。
子の氏名をパパママが書いちゃうことが非常に多いです。この欄は先生が書くものなので勝手に書かないようにしましょう!
もし、子の氏名が空欄の場合、出生届の「その他」欄に以下の言葉を記載しましょう。
「出生証明書の子の氏名欄は命名前に出生証明書が発行されたため空欄です。」
③氏名が書かれているが、その後名前を変えた場合
子の氏名を病院の先生に書いてもらった後に、「やっぱり名前を変えたいな。」となることがあると思います。
この場合も、問題ありません。
ただし、その場合は出生届の「その他」欄に以下の言葉を記載しましょう。
「出生証明書の子の氏名を命名後に変更したため、届出の名前と出生証明書の名前が相違する。」
これでOKです。
ただ、気になるようであれば、病院の先生に書き直してもらってもいいかもしれません。
男女の別
「男」または「女」に〇を書いてもらいましょう。
もし書かれていなければ、病院の先生に書いてもらいましょう。
生まれたとき
子供が生まれた日付と時間を書いてもらいます。
一つ注意する点があります。
時間については、12時間表記をします。
12時間表記とは、一日を0時00分~11時59分で表現することです。
例えば昼の1時に生まれた場合、以下のようになります。
〇 午後1時
× 午後13時
12時間表記のため、午後13時とはなりません。
出生したところ及びその種別
①出生したところの種別
赤ちゃんが生まれたところがどこなのか書いてもらいましょう。
病院等で生まれていれば、
- 1病院
- 2診療所
- 3助産所
のいずれかに〇があります。
②出生したところ
生まれた場所の所在地が書かれます。
病院で生まれたら病院の住所です。
③施設の名称
生まれた場所の名称が書かれます。
病院で生まれたら、病院の名前が書かれます。
例 ○○病院
体重及び身長
赤ちゃんの体重と身長を書いてもらいましょう。
何らかの理由で、体重または身長が計測できておらず、空欄の場合があるかもしれません。
その際は、出生届を提出する役場に「空欄でも大丈夫なのか」事前に確認しておきましょう。
単胎・多胎の別
以下で書き方が異なります。
- 単胎・・・1人生まれた場合
- 多胎・・・2人以上生まれた場合
1単胎の場合
赤ちゃんが1人生まれた場合です。
1単胎に〇が書かれます。
2多胎の場合
双子や三つ子またはそれ以上の場合が2多胎になります。
双子の場合は、上のイメージのように書かれます。
上が先に生まれた赤ちゃん、下が後に生まれた赤ちゃんの書き方です。
先に生まれると2子中第1子
後に生まれると2子中第2子
となります。
母の氏名
母の氏名が書かれていればOKです。
しかし、以下の人は少し注意が必要です。
ごく稀ですが、以下の順番で出生届を提出する人がいます。
①子供が出生
②子供の父母が結婚するため、婚姻届提出(母の名字が変わる)
③子供の出生届提出
この場合どうなるかというと、
- 出生証明書の母の氏名
- 出生届の母の氏名
が一致しません。
なぜなら、結婚で名字が変わってしまっているためです。
でも安心してください!
結局のところ、実際に子供を産んだ母と出生届に書かれている母が同一人であることが確認できればOKなんだ!名字の違いなんて調べればすぐわかるから大丈夫だよ!
この母の出産した子の数
これまでに母親が出産した子供の人数が書かれます。
今回生まれた子供も数に含まれますので、出生子が0になることはありません。
この点だけ確認しておきましょう。
医師、助産師、その他
出生証明書を誰がいつ作成したか記載してもらいましょう。
①以下のいずれかに〇があるか。
- 1医師
- 2助産師
- 3その他
②日付は書かれているか
③病院等の所在地が書かれているか
④病院の先生の氏名は書かれているか
これで出生証明書の解説は終わりです!先生が書いているから大丈夫!と思わずに一度目を通しておくようにしましょう!